浅井健一(ベンジー)ってどんな人?おすすめアルバムやギター、機材をご紹介!

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こんにちは!

音楽ブロガーのコバヤシです!

この記事では私の好きなギタリストにスポットを当てて、そのギタリストの特徴やプレイスタイル、使用機材など様々な角度からひも解いて解説していこう!という感じになっております(割と好き勝手書かせていただいております笑)

今回はこの方

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1990年代の日本のロックシーンで爆発的な人気を誇ったブランキー・ジェット・シティのギターボーカル、ベンジーこと浅井健一です!!

いやー、写真からすでにカリスマ感が溢れ出ていますねー

私は昔からベンジーの大大大ファンなんです

…と言っても、私の年齢的にブランキーは世代じゃないので自分がブランキーにハマった頃はすでに解散していました

完全に後追い世代ってヤツですね

私が高校生〜大学生の頃はそれこそ狂ったように浅井健一という男の世界にどっぷり浸かっていましたね

だって、見た目・プレイスタイル・音楽製・歌詞の世界観・発言・生き方…すべてがなんかカッコイイんですもの!(完全にミーハーですみません)

では、そんな浅井健一をひも解いていきましょう!

浅井健一(ベンジー)ってどんな人?

1964年生まれ。愛知県名古屋市出身。

現在はインディーズレーベル「Sexy Stones Records」の社長もしております

ブランキー時代からソロ時代に至るまで約20年間活動し続け、今も音楽シーンの先頭を走り続けています!

ちなみにベンジーというニックネームは映画「グローイング・アップ」の主人公であるベンジー少年に似ている事からブランキーのベースを担当していた照井利幸に付けられたそうです

個人的にはボブ・ディランにも似てるなーと思うんですが、みなさんどう思います?

愛知県の高校を卒業後、高所作業員として働きながらブランキー・ジェット・シティを結成!!

そして何と言ってもブランキーが世に出るきっかけになったのが1990年に放映していた伝説の番組「三宅裕司のいかすバンド天国」です!

この番組で第25代目のイカ天キングとなり、見事メジャーデビューを果たします!

今考えると、こういったバンドがテレビに出て、しかも大人気だったというのが驚きですよね!

今のテレビ業界じゃなかなか考えられないなぁ…

そしてその後はガンガン人気が出て、日本のロックシーンを牽引するロックバンドへと成長していきます

当時はミッシェル・ガン・エレファントとブランキー・ジェット・シティは伝説の2大バンドとして若者を中心に絶大な人気を得ていました

…が、しかし2000年に横浜アリーナで行われたライブを最後にブランキーが解散します

この解散を私はリアルタイムで経験していませんが、当時はかなりショッキングな出来事だった事でしょう

解散後は「SHERBETS」・「AJICO」・「JUDE」・「PONTIACS」と様々なバンドを結成してブランキー時代とはまた違う世界観の音楽を魅せてくれます

現在はソロで活動しながらも、元ナンバーガールのベース中尾憲太郎とドラムに小林瞳を迎えてスリーピースバンド「浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS」を結成し、切れ味の鋭いベンジー流のロックミュージックを聴かせてくれています

ひとつのバンドに留まることなく常に進化し新しい音楽を作り出していくベンジーの音楽への情熱は並々ならぬものがあると感じます

また、音楽活動以外にも絵を描いたり本を出したりと常に自分の創造を発信し続けています

これからも浅井健一という男の活動に目が離せません!

メインの使用機材について

グレッチ テネシアン65年製】

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浅井健一のトレードマークとも言えるギターがこのグレッチ・テネシアンです!

ブランキー時代からずっと使い続けているまさにベンジーの代名詞とも呼べるギターでしょう!

いやー、グレッチのギターカッコイイですねー

このギターの特徴は激しいサウンドが出る一方で、クリアトーンのサウンドが非常に綺麗な音がするんですね

この音はベンジーの詩的な世界観を表現するにはなくてはならない音色だと思います

椎名林檎の名曲「丸の内サディスティック」に登場する「私をグレッチでぶって〜」という歌詞のギターはまさにこのギターの事です!

そしてこのギターには面白いエピソードがあるんでるよ

ブランキーがEMIと契約した時の契約金で何か機材を購入していいよ!となったんです

そしてベンジーが楽器屋に行った際にAmpegのダン・アームストロングというアクリルのギターとグレッチテネシアンで迷っていた時、たまたまその楽器屋にいた女子高生に「これとこれどっちが良い?」とベンジーが聞いたら、「こっち(テネシアン)」と言われた為グレッチを購入したというエピソードがあるのです

その後、このギターがベンジーの代名詞になるのは知っての通り!

この女子高生は日本のロック史にとって重要人物にあがる気がしてなりません!笑

ギブソン レスポールスタンダード50年製】

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ゴールドトップのギブソンスタンダードです!

ブランキー時代にはサブギターとして、テネシアンの弦が切れたりすると登場したりします

ピックアップにはP-90が載っており、ハムバッカーとはまた違ったジャキっとした音が特徴かなーと思います

ゴールドだと高級感もあって良いですね

ギブソン レスポールカスタム72年製】

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ブラックカラーのレスポールスタンダードにピックアップはP-90を搭載しています

名盤「LOVE FLASH FEVER」のジャケット写真でも使用されているものです

これもあくまで、サブ機として登場するものになります

以外にベンジーはレスポール好きなんですかね?

このギターもブランキー時代からの使用になるので長いこと使われているギターですね

【ギブソン J-200】

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名曲「Metal Moon」で使用されているアコースティックギターです

ベンジーはアコギ使うイメージってあまりないですが、このギブソンJ-200はたまに登場しているようですね

しかし、ロックミュージシャンはマーチンよりギブソンのアコギを使用している方が多い気がしますね

個人的にはマーチンのアコギは甘い優しい音がして、ギブソンのアコギはパワフルで広がりのある音がするなーと思います

【マーシャル JMP SUPER LEAD 100w 1960-1970】

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やはり浅井健一といえば、グレッチテネシアンとマーシャルアンプのコンビで決まりでしょう!

ブランキー時代からマーシャルのアンプを使い続けていますからねー

相棒のようなものでしょう!

フェンダーやオレンジなど他のアンプで良さそうな気がしますが、やっぱり「ベンジー・グレッチ・マーシャル」この組み合わせが一番ロックっぽい感じがしてグッときますねー

切れ味のある鋭いギターサウンドはマーシャルならではだと思います

【マッチレス DC-30】

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こちらのアンプはブランキー後期あたりから、ちょくちょくライブでも使用されているアンプになります

マッチレスのアンプって高級品なんですよねー…高い!!

有名なミュージシャンで使用している方も多く見られますね

このアンプってクランチサウンドがとくに絶品の音するなーと思います

クリーンは甘く太く、オーバードライブはエッジが効いている…良いアンプですわ

【BOSS DM-2】

BOSSのディレイエフェクターです

このエフェクターはなんとベンジーが18歳の頃から使い続けているというファンにはマストのエフェクターです

音を遅らせたり、浮遊感を出すのに効果的なエフェクターでベンジーサウンドの肝となるアイテムですね!

【Human Gear VIVACE】

オーバドライブ(音を歪ませる)エフェクターです!

このエフェクターもかなり使用頻度が高く、ソロを弾くときなんかはコレにアースクエイカーというエフェクターをよく踏んでいるようです

ほとんどのギターの歪みはマーシャル直の音かVIVACEで歪みを作っているようです!

ベンジー好きなら間違い無くオススメできるエフェクターです

浅井健一のギタープレイスタイル

ベンジーの生み出す曲はリフが主体になっている曲が多いです

ガソリンの揺れ方・サリンジャー・ロメオ・ハイスクール・危険すぎる…etc

とにかくリフがカッコイイ曲が多いんですよね!

ギター小僧なら聞いてるだけでコピーしたくてウズウズしてくると思います

リフがかっこいいとイントロの時点でテンション爆上がりになりますよね

それと、もうひとつ特徴的なのが綺麗で神秘的なアルペジオのプレイです

SHERBETSやAJICOなど、ブランキー解散後のベンジーに多いのが神秘的な世界観を醸し出すアルペジオなんです

音使いにとても浮遊感があり、雪の結晶のような綺麗さがあります

この辺のサウンドはディレイなどのエフェクターがカギになってきます

ギターソロを弾くときは基本ブースターで音を大きくするいわゆる真っすぐなギターソロなんですが、ベンジーのソロは音使いに特徴あると思います

ダブルストップとチョーキングを多用する…というか、ゴリ押しする感じが多いですね笑

私もブランキー時代から聴いていますが、割と似た感じのソロは多い感じがしますね

…しかし!

なぜかベンジーが弾くとかっこいい!

なにかの動画で色んなギタリストが古いブルースの曲をみんなで演奏している動画があったんですが、ベンジーはひたすらダブルストップとチョーキングで引き倒していて潔さすら感じましたね笑

ここ最近は昔のようにギャンギャンと弾くことは少なくなってきたように思います。

良い意味で年をとって枯れてきたというか…。

大人の魅力を感じる音作りとフレーズだなぁと感じます。

ただ、昔のブランキー時代が好きな人にはちと物足りないギタープレイなのかもしれません。

浅井健一のオススメ名盤

【C.B.Jim】

ブランキー初期の大名盤!!「DIJのピストル」や「PUNKY BAD HIP」、「3104丁目のダンスホールに足を向けろ」…などめちゃくちゃカッコイイギターリフの名曲揃いな一枚です!

「悪いひとたち」というメッセージ性の強い1曲10分の大作も入っていて、激しい曲から静かな曲までかなり尖っているブランキー・ジェット・シティを堪能することができます!

もはや何も言うまい…聴けばわかる!!

【HARLEM JETS(ハーレム・ジェッツ)】

ブランキーのラストスタジオアルバムです

ブランキーの集大成的アルバムと言っても良いんじゃないでしょうか?

そのぐらい濃い内容の一枚になっています

「SEA SIDE JET CITY」や「SALINGER」では、ブランキーらしさ全開のギターロックが聴けますし、名曲「DERRINGER」ではウッドベースを使ったリフがとにかくカッコイイ!!

歌詞の言い回しなんかも、このアルバムでは浅井ワールド全開て感じですね

激しさの中にひとりぼっちの孤独感が見えるんですよね…ベンジーの詩人的な一面も感じられる名盤です

【LAST DANCE(ラスト・ダンス)】

その名の通り、ブランキーの解散する最後のライブアルバムです!

ほぼベスト並みの選曲になっており、バンドのサウンドや観客の狂喜乱舞した歓声すべてが生々しく私たちを興奮の渦に巻き込んでくれます

ベンジーが歌詞を間違えたり、途中歌わなくなったりするんですがそれがまたライブらしくて良いんですよ!

しのごの言わずにアルバムを買って、できる限りの大音量で聴いてください!

…これが本物のロックンロールなんです

…日本にもこんなにやばいロックバンドがあったのです

【深緑(AJICO)】

ボーカルにUAを迎えたAJICOの決定版!

ブランキーとはまた違った美しいベンジーのギターを堪能できます

UAのボーカルがまた良いんだわコレが…

そして何と言っても目玉は、大名曲の「ペピン」

UAとのダブルボーカル、耳に残るリフと物悲しげな歌詞…ベンジーにしか作れないような名曲ですね!

深緑というタイトルにぴったりな寂しさと優しさに満ち溢れた一枚です

【Sugar(浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS)】

ベースに元ナンバーガールの中尾憲太郎とドラムに小林瞳を迎えた浅井健一のソロユニットです

このアルバムはスリーピースバンドの良さがとても上手くでているバンドですね!

ギターのソリッド感とうねるベースライン、そしてタイトなドラム…3人の音楽の相性良いんだろうなーと聴いていて思います

聴けば聴くほどハマるスルメ曲が多い感じしますね…今では私もどっぷりです

「Vinegar」→「Beautiful Death」へと続く流れは鳥肌モノです

本記事のまとめ

浅井健一特集はいかがだったでしょうか?

彼の存在からロックの道にハマってしまった方も数多くいると思います

そのぐらい多くのフォロワーも生み出した、カリスマ的な日本のロックミュージシャンですね

この記事をきっかけに1人でも多くの方が、こんな音楽もあったのか!?と感動してもらえると筆者としては嬉しいの極みです!

カッコイイことはカッコイイを地でいく浅井健一という男の魅力にこれからも酔いしれたいと思います

コバヤシ
コバヤシ
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最後に・・・

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